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お客様と末永くお付き合いしていくためのダイレクトメールの始め方

お客様と末永くお付き合いするDMのはじめかた

ダイレクトメール(DM)は、企業から個人向け・法人向けに郵便などで情報を送るダイレクトマーケティングの手法のひとつです。お客様と直接コミュニケーションをとることが基本なので、相手に合わせた情報を継続的に届けることができ、すでに接点を持っているお客様との関係づくりに役立ちます。自社の商品やサービスを長く愛用してもらうために、ダイレクトメールを始めてみませんか。

新規顧客獲得が難しい時代だから、自社のファンを大切に育てる

新規顧客獲得を前提にしたビジネスモデルが通用しない時代になってきました。

「新規顧客を獲得するまでのコストは既存顧客に販売するコストの5倍かかる」といわれ、顧客離れを防ぎ、リピート購入してもらう施策に力を入れる企業が増えています。

どれだけ自社の商品やサービスに自信があったとしても、何もせずに待っているだけでは顧客離れを止められません。自社のファンになってもらうためには、直接コミュニケーションをとることができる手法(SNS・メルマガ・ダイレクトメール等)を活用しながら、丁寧にお客様との関係を構築していくことが必要です。

デザイン・形態は自由!伝えたい内容に最適な組み合わせを考える

一口にDMといっても様々な形があります。形状やデザインなど制作面での自由度が高く、封筒に入れる場合は内容物の組み合わせも自由に変えることができます。 DMの企画を立てるときは、どのようなお客様に、どのような内容をお知らせして、どのような結果を求めるのかを総合的に考えてデザインに落とし込み、構成や仕様を決めていきます。

DMの仕様 はがき 封筒 透明封筒 大判はがき 圧着はがき
DMには様々な形があり、掲載する情報量や伝えたい内容によって使い分ける必要があります
  • はがき
    情報量がそれほど多くなければ、コストを抑えられるはがきサイズがおすすめです。
    定期的に行うセールの告知や、常連のお客様向けへのお知らせなどに適しています。
  • 封書
    はがきよりも封書のほうが丁寧さを感じてもらえます。
    チラシやパンフレット以外に申込用紙やサンプルを同封することができます。
    中身が見えないので、開封したくなるような工夫が必要です。
  • 透明封筒(OPP袋)
    開封しなくても中身が見えることを活かし、インパクトのある写真や特典で目を引くことができます。
    紙封筒よりもコストを抑えることができ、防水性もあります。
  • 大判はがき(変形・A4)
    一般的なはがきよりも大きく、目立ちます。
    開封する手間がないため見てもらいやすく、情報量も多く掲載することができます。
  • 圧着はがき
    通常のはがきよりも多くの情報を掲載することができます。
    自分で圧着をめくるため、内容への期待感や特別感などの演出にも向いています。

どういうふうにDMを使えばお客様との関係を深められるの?

お客様が離れてしまう理由は、商品や接客等に問題がある場合を除けば、「思い出さないから」だといわれています。DMを送る際には、印象的なメッセージで存在を思い出してもらうとともに、リピート購入したくなるきっかけを提供するようにしましょう。

  • 挨拶文をつける
    挨拶文がないDMはビジネスマナー的にNGです。受け取った時の最初の印象を左右するもので、DMを最後まで読み進めてもらうためにも重要な役割があります。DMの目的をわかりやすく丁寧に説明して読み手の警戒心を解き、親しみやすさを感じられる文面にします。
  • 定期的に連絡する
    3か月ごとなど、定期的に接点を作ることで記憶にとどめてもらい、お客様との関係を維持します。誕生日や季節のイベントに合わせて送るのが一般的ですが、初回利用や会員登録の日をオリジナルの記念日に設定するとサプライズにもなり、他社と差をつけることができます。
はがきDM 来店記念日
  • パーソナライズする
    お客様の属性や購入履歴などに応じて内容を変えることで、受け取った人は「自分に向けられた情報」と感じ、興味を持って読んでもらうことができます。顧客として特別扱いされていることを意識してもらうことで、企業やブランドに対しての愛着や信頼感を高められるという効果があります。
  • 特典をつける
    会員登録などをして連絡先を提供してくれたお客様に対して、特典を用意します。DMを受け取った人限定のキャンペーン、サンプル品やプレゼントの提供、次回来店時のポイント付与などです。利用を先延ばしされないように、有効期限を設定しておきましょう。
封筒入りDM 特別ご招待会

DMを始めるなら、顧客データを安全に管理するのが大前提

DMを発送するためには、お客様の個人情報(住所や名前)が必要です。

企業向けDMの場合は公開されている情報などから収集することも可能ですが、個人客向けの場合はアンケート記入や会員登録などをしてもらうことで、お客様の情報を収集することができます。

個人情報の取り扱いには細心の注意を払い、DM発送に利用しようとする場合は、事前に具体的な利用目的(「新商品に関する情報をお知らせするために利用します」等)を示した上で取得するようにしましょう。 すがの印刷は、個人情報の取り扱いに関して、日本印刷個人情報保護体制認定制度(JPPS)の認証を取得しています。個人情報を安全に管理していますので、発送代行についても安心してお任せください。

まとめ

お客様と長期にわたる関係を築いていくために、DMで実現できることがたくさんあります。

すでに接点があるお客様に対して確度の高いアプローチが可能で、デザインの工夫で訴求力を高めることができるのもメリットの一つです。

DMを通じて大切なお客様だということを伝え、特別感を演出することで、リピート購入を後押しします。

すがの印刷では、DM販促の企画、制作・印刷はもちろん、発送についてもご相談を承ります。

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